40代になって最も後悔しているのは、運動習慣がないことです。若いうちにスポーツの楽しさを体験しておけばよかったと思います。健康のために運動しようとしても、ハードルが高過ぎてはじめられずにいました。ところが、この1か月の間にウォーキングが習慣化したのです。きっかけは、ウォーキングアプリでした。
歩くのが楽しくなる?『Pikmin Bloom』をインストール
ウォーキングアプリの存在は知っていたものの、いまいちピンとくるものがありませんでした。ゲームをやらないこともあり、世界的に人気のゲームやキャラクターも遠い存在。40代ともなると、世間の流れからあっという間にはじかれてしまいます。
そのような中、息子が「Pikmin Bloom(ピクミンブルーム)」を紹介してくれました。ピクミンはゲームのキャラクターとしか知らなかったものの、かわいらしいビジュアルに興味がわきます。
操作はシンプルで、歩いて苗を育てるというもの。ゲームに特化していない分、マイペースにできそうだとインストールを決めました。
場所にちなんだデコピクミンがもらえる!
Pikmin BloomはGPSと連動させると、自分の歩いた場所の履歴が残ります。最初は抵抗があったものの、足跡を残せるのもおもしろいかなと挑戦を決めました。1週間後、自分が市内でしか移動していないという事実に驚きます。
手元にいるピクミンは見慣れた場所のものばかり。(Pikmin Bloomでは、苗から誕生したピクミンには場所が明記されています)
一方、一緒にインストールした息子のピクミンはさまざまな場所で生まれています。見た目は変わらないのに、軽い嫉妬を感じてしまう大人げなさ。翌週には用事をつくり、隣の市まで遠征しました。
フレンドになる送れるポストカードがやる気に火をつけた
Pikmin Bloomには「フレンド」という機能があり、ポストカードをやり取りできます。ポストカードは、歩いた場所によってもらえる種類が違うのがポイントです。公園やお寺などのリアルな写真が使われており、ちょっとした旅気分を味わえる魅力があります。
息子から届く他県のポストカードに対抗するため、積極的に遠くの土地に足を運ぶようになりました。持病の関係で電車に対しての恐怖心が強かったので、電車に乗る練習も兼ねています。
平日の昼間に「知らない街を歩くおばさん」になっている自分の姿を想像すると、なかなかおかしな存在です。でも、新鮮で楽しい時間を過ごせているので、喜んで受け入れます!す。
ミッションや共同プレイも楽しめるように
Pikmin Bloomには、レベルアップのためのクエストや毎週変わるミッションが用意されています。そのため、気分が乗らない日でも具体的な目標を見つけやすいのが魅力です。
ウォーキングが続かなかった原因の1つに、「目的地がなかった」という問題がありました。無駄に財布を持って外出してしまうと出費が増え、住宅地を歩き回ると不審者に思われそうで落ち着きません。
Pikmin Bloomを始めてから、指定の場所に足を運ぶという理由ができました。程よい「やらされている感」が、歩こうという気持ちを高めてくれます。
1日1万歩も珍しくない!歩くことは気持ちいい
Pikmin Bloomのおかげで、毎日のウォーキングが続いています。仕事の合間に1時間ほど歩く習慣が身につき、作業効率が飛躍的に向上しました。ライターとして脳を酷使する機会が多いので、歩いているとリフレッシュできて助かります。
Pikmin Bloomをインストールしたおかげで、1日の歩数が1万歩を超える日も珍しくありません。恥ずかしながら、1000歩にも満たない日が多くありました。それが過去のことのように感じるほど、画期的な成果を上げています。
何より身体が軽く、気持ちも前向きになってきました。夜の寝つきもよくなり、眠りの質も良くなったように感じています。
Pikmin Bloomはスマホにダウンロードして遊ぶアプリ
お持ちのスマートフォンがAndroidでもiPhoneでも、Pikmin Bloomアプリをインストールして楽しめます。基本プレイは無料なものの、アプリ内課金もあります。今のところ無課金でも充分に満足していますが、歩く量が増えるにつれて追加アイテムが魅力的に感じられるようになってきました。お子さんがプレイする場合は、注意深く見守ることをおすすめします。